つ。

雑記帳

スーパーベイビー 4巻

episode17〜21まで収録されています。


スーパーベイビー4巻!あっという間に読み終わってしまいました。私がこの作品に出会ったのが、3巻発売の少し後くらいのことなので、1年くらい経っているんですね。時の流れははやいです。

3巻から晴れて同棲を始めた玉緒とらくぴ。4巻はふたりの幸せな朝からスタートです。ふたりの無自覚なイチャイチャっぷりに微笑ましくなっていると、らくぴがbad入ってしまいます。そんな彼を裏表のないまっすぐな言葉で救っていく玉緒ちゃんが素敵です。

今巻はらくぴが玉緒の何気ない言葉に救われていく描写が多いです。らくぴの他人のちょっとした一言について深く考え込んでしまったり、疑ってしまったり、引きずってしまう性格が4巻では今まで以上に掘り下げられています。彼はそんな自分に嫌悪感を抱いたり悩んでいますが、そういう性格だからこそ人を思いやれたり、人の言葉をきちんと受け止めて良い方向に進めてる面もあると思うのです……ゆっくりちょっとずつ変えていくことを決意したらくぴがこの先どうなっていくのか……家庭の問題は大分根深そうですし、まだまだドキドキします。

ジュリとトモティーの掘り下げもありました。らくぴと玉緒が似た者同士のように、このふたりも似た者同士なんだな〜!と改めて思いました。トモティーもジュリもお互いが居ないところで盛大に褒め合うのいいね……。麻美さんの「ロミオだったら死んでたじゃん」という言葉には、あ〜!……確かに!と思わされました。ジュリをジュリエットにしてくれたのはトモティーだし、バッドエンドを回避してくれたのもまた彼なんですね…………。バッティングセンターでのトモティーはほんとにかっこよかったです。そしてトモティーがホームラン決めた後のの「いい男でしょ」「ジュリだけのすきぴ」ってジュリの言葉も良い……。


今回は玉緒&らくぴ、ジュリ&トモティー、それぞれ呪いが解かれていく様子が描かれていて良かったなあ……と思っていたところで、何やら不穏な空気が漂う中で4巻が終わってしまいました。なんとなく予想が出来ていますが、出来れば当たらないでほしい……。ハラハラしつつ、5巻を待ちます。